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書類選考を通過し、いよいよ面接。ここで内定を獲得できるかどうかが決まります。 面接を成功させるためには、あらゆる準備やノウハウが必要になりますが、今回は最低限守るべき面接マナーについてご紹介します。 面接に出向く前の準備 「面接」と言っても、何も面接官と直接話すことだけではありません。 面接に出向く前に「万全の準備」をしていくことによって、内定獲得率を高めることができます。 自信を持って面接に臨むために準備すべきポイントを、シミュレーションしながらチェックしましょう。 ◇面接シミュレーション 1 服装/身なり 基本的には男女ともスーツが基本。「しわになっていないか ?」「ほこりがついていないか ?」「ネクタイが曲がっていないか ?」など、鏡でしっかりチェックしましょう。華美な髪型、メイク、アクセサリーは厳禁です。 ◇面接シミュレーション 2 入室 軽くドアを 3 回ノック→「失礼します」とはっきり大きく言って入室→面接官の目をしっかり見てから「どうぞよろしくお願いいたします」と声をかけて一礼→面接官から「どうぞおかけください」と言われてから着席…この一通りの流れを頭に入れておきましょう。 名刺をいただくときは、きちんと両手で受け取り、「ちょうだいします」と答えます。机がある場合には左手前に置きましょう。机がないときは、しまう旨を一言断ってからしまいます。 ◇面接シミュレーション 3 面接中 基本的には面接官からの質問に対して応えていく流れとなります。 問に対する自分なりの答えをハッキリとした口調でわかりやすく答えるように心がけましょう。 面接官から「何か聞きたいことはありますか」と聞かれたら、事前に準備していた質問内容を、誠意を持って投げかけましょう。「ありません」と答えるより、積極的に質問するほうが、好意的に受け取られることが多くなります。 ◇面接シミュレーション 4 退室 退室の際は、まず椅子の横に立って「ありがとうございました」の一言と共に一礼。 さらにドアの前に行き、そこでも「失礼します」と言い、軽く一礼してから退室します。 面接時の基本的な質問内容に対する対応 面接では、ある程度、面接官が質問するテーマや内容は決まっています。 まずはそうした基本的な質問内容に対して、どのように応えていくかが重要です。 ◇現在の仕事内容 これまでの職歴と共に、現在(退職した方は前職)、どのような業界・企業でどのような仕事をしているのかを話します。さらに在籍中、特に目に見える成果を出した場合には、そのエピソードにも触れてアピールしましょう。 ◇転職理由 ここではなるべく「もっと成長できる環境で活躍したい」「裁量権の大きいポジションで、高い目標に向かってチャレンジしたい」など、「ポジティブ」な理由を話すようにしましょう。 ◇志望動機 単に「業績がいい」「業界でもトップクラスのシェアを持つ企業だから」「待遇がいい」といったありきたりな理由だけでは、面接官の心に響きません。 事前に会社研究をしたうえで、自分なりの考え方を加えながら「その会社が持つ強みや技術力、社風や理念」など、独自の理由を話せるようにしましょう。 ◇仕事に関する志望 応募企業でどのようなポジションで、どんな仕事がしたいのかを具体的に説明しましょう。さらに仕事を通じてどんな成果を出したいのかをハッキリ伝えましょう。 ◇諸条件の確認 「希望給与額」などを聞かれた場合には、基本的には「御社の規定に従います」と回答するのが無難です。ただ前職の給与額も参考にしつつ、そこからさらに給与アップを果たしたい場合には、その数字と理由も語れるようにしておきたいところです こちらから企業側に質問する際のポイント 面接とは基本的に採用側と応募側、それぞれが対等の立場で接することが常識。 当然、応募者側から質問をしても、まったく問題ないばかりか、逆にその内容次第によっては大きなアピールにもなります。 面接の場では、ぜひこちらからも質問をしましょう。 【主な質問例】 人材育成や将来のキャリアパスについて 自分が入社後、どのような成長ができるのかを具体的にイメージできるような質問をすることによって、面接官に対して前向きなメッセージを伝えることができます。 ◇労働環境について 休日や残業などの実態についての質問。仕事以外の時間も大切ですし、またその時間を使って資格取得のための勉強など、仕事にも生かすことも可能なのでしっかり確認しておきましょう。 ◇給与・待遇について 一番気になるポイントですが、気を付けたいのはいきなりこの質問をしないこと。 ある程度ほかの質問をしてから、前職のキャリアと給与額を伝えつつ、目安としての給与額や待遇について聞いてみましょう。 以上、まずは基本的な面接ノウハウについてご紹介しました。 そのすべてに共通するポイントとしては 「どんな質問に対しても誠実かつ素直に回答すること」 「面接中はつねに落ち着いて行動すること」 「ポジティブな回答をすること」 「積極的に質問すること」といった点。 面接とは、面接官との対話、つまりコミュニケーションなのです。それを心がけて面接に臨むことを忘れてはいけません。 こうした点をしっかり守りながら、あとは実際の面接で失敗を恐れずチャレンジしていきましょう。 この記事を見たあなたにはこちらもおススメ 【初めての転職を成功させるコツ】転職活動の始めから終わりまでの流れを知ろう ! 【ココだけは必ずチェック】 求人情報を見極めるための6つのチェックポイント 【最低限おさえておきたい】 書類選考で合格する履歴書 & 職務経歴書の書き方 【円満退職が成功のカギ】転職を成功させるために必要な手続き 退職から入社まで
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